BMWの適正空気圧はいくつ?
BMW・X4の前はダイハツミラアヴィに乗っていました。2006年登録のお車ですが、走行距離12万kmを超えるまで乗りました。軽自動車は取り回しが楽で、車との一体感を感じられるのでBMWには無い楽しさがあります。
660ccの直列3気筒エンジンはスピードは出ませんが街乗りには十分です。3気筒なので1本スパークプラグがダメになると途端にスピードが出なくなるというトラップはありますが、楽しいお車です。
タイヤ空気圧は260kPa(キロパスカル)と少々高めです。指定空気圧の表はドアについていますので、ガソリンを入れる時にいつでも確認出来ます。BMWは右側のセンターピラー(Bピラー)にはってありますが、何を書いてるか分かりません。
BMWの指定空気圧ラベル
日本人にとって馴染みのあるキロパスカルですが、1bar=100kPaで100で割られています。その下にはpsi(ポンド・スクエア・インチ)も記載されていて混乱します。
前に装着したタイヤは「PIRELLI POWERGY 245/45R19 102Y XL サマータイヤ」です。1本15,811円と安価に買えました。2022年3月発売の新しいタイヤですので安心感があります。久々のタイヤ交換ですので商品名に記載されている文字の意味を確認し空気圧の表示を読み解きます。
- 245→タイヤ幅24.5cm
- 45→扁平率(タイヤ断面の高さ÷タイヤ断面の幅)低扁平だと接地面が広いので安定
- R→ラジアルタイヤ(今はほとんどがラジアル構造)
- 19→リムのサイズ19インチ
- 102→ロードインデックス・タイヤ1本の最大負荷能力(850kg)
- Y→スピードレンジ・MAX300km
- XL→エクストラロード
1-4まではタイヤのサイズに関する事なので理解できます。102はロードインデックスの事と理解化しました。問題はその後の、V、M+S、XLです。これが何を意味するか調べてみました。
- V→速度記号・MAX240km
- M+S→Mud&Snow(泥と雪)の事で、オールシーズンタイヤ
- XL→エクストラロード
245/45R19 102Yの規格でV・M+S・XLに該当する場合は、220kPaで空気圧を設定する事と読み解きました。空気圧を見るだけでもややこしい。ミラアヴィのシンプルさが懐かしいです。
ロードインデックス・102のタイヤ1本の最大負荷能力(850kg)ですが、220キロパスカルの空気圧設定との事なので、荷重能力は680kgです。前タイヤ2本で1,360kgの荷重に耐えられる計算です。車体は1,870kgで半分で935kgですので十分耐えられそうです。ちなみにミラの指定空気圧を見てみるとSの記載があります。ブリジストンのサイトで速度記号を確認するとSは180kmという意味でした。軽自動車で180kmを出すことはありませんし、出す場所もレース場以外ありません。
psi(ポンドスクエアインチ)
運転席側のドアに貼ってあるタイヤの空気圧表の表記ですが、245/45R19.102の場合は、前は3人乗りで、32psi(ポンドスクエアインチ)です。見慣れない単位です。(ポンド表記はわかりません)
Google先生に質問したら220,632パスカルと教えてくれました。なので220キロパスカルを入れればいいとやっと理解出来ました。結局キロパスカルと一緒なら、困惑しますのでキロパスカルに統一してほしいです。
BMW X4の指定空気圧と点検のタイミング
タイヤは「PIRELLI POWERGY 245/45R19 102Y XL サマータイヤ」でXL規格ですので、220キロパスカルの空気圧でよさそうです。ただ心配性なので10%多い240キロパスカルを前タイヤに入れる事にします。
空気圧を高くするとタイヤと路面との接地部分が中央によってしまい、センター摩耗を引き起こすデメリットがあります。ただ空気圧が低い事でバーストの可能性や燃費の悪化が見込まれますし、前タイヤなので右左折時のたわみによる偏摩耗防止という考えから10%高くして入れておきます。
逆にリアタイヤは、エンジンのパワーを路面に伝える役割なのか幅広のタイヤがついています。規定値は240キロパスカルですが、空気は徐々に抜けていきますので、10%増しの260キロパスカルをいれます。
点検のタイミングはガソリンを入れる時です。月1回ぐらいしかガソリンを入れませんのでルーティンとして覚えやすいです。