バンパーのヘコミ傷を素人DIYで修理
長年乗っていたミラアビィから、私にとっては、身の丈をはるかに超えた車・初代X4を50歳の自分へのご褒美として購入しました。中古車なので傷が沢山あります。
日本には「金継ぎ」という割れた陶器の傷を隠すのではなく、あえて金で傷を見せる事で、陶器にあらたな魅力を吹き込むという素敵な考え方があります。欧米の傷を消す修復法とは異なる発想です。(ギャラリーフェイクから学びました)
車の外観修理は如何に傷を消して、元の傷が無い状態に戻すかが職人技ですが、車の本来の機能は移動です。私見ですが、移動できれば、多少の傷があっても問題ありません。
Mercedes-Benz・BMW・Audiのドイツ御三家車はいつもピカピカという印象がありますが、自分は傷も車体の一部として付き合っていきます。
納車時のリアバンパーの傷
リアバンパーの右センサー下部にへこみ傷(遠目だとあまり気になりません)
近くでみると深くえぐれています(傷の周辺もへこんでいる)
ズームすると表面のささくれも惨い(3mmへこんでいるので水が入りそう)
シルバーのコーキングで金継ぎ風に修理
深くえぐれているので1回で直そうとはせず、複数回コーキングしていきます
1回目・大体の形にコーキングします(角があるので難しい)
2回目・重ねてコーキングをします(角を出します)
コーキングの仕上がりを確認すると表面が綺麗ではありません。次回表面を整えます。
3回目・表面を整えたが、これぐらいがDIYの限界
コーキングの表面をならして、穴が開きそうにへこんでいる箇所のみコーキングを残しました。ぱっと見るとアルミで埋めている感じがします。
ただアップで見てみると下地が汚い。今後バンパーの艶出しをしながら、どうするか考えます。このままでも走行上は問題ないので、このままでもいいかも。