素人でも簡単・ボンネット飛び石タッチアップの仕上げがムズイ
長年乗っていたミラアビィから、私にとっては、身の丈をはるかに超えた車・初代X4を50歳の自分へのご褒美として購入しました。
ミラアビィの時には多少傷がついても、車は足という考えなので、気にならなかったのですが、BMW X4になってから気になるようになってしまいました。ただ形あるものは傷がついて当然ですし、少しの傷がついた度にディーラ・修理工場で直す予算はありません。
車は走行で避けられないのが飛び石傷です。バンパー・ボンネット・ウィンドウガラスに容赦なく傷がついていきます。高速道路を走ると1か所は傷が付いている認識です。
ボンネットの飛び石の傷はそのままにしておくと車にダメージを与えます。深い傷だった場合はサビの原因となりますし、浅くても、水が溜まって水垢の原因になります。
Mercedes-Benz・BMW・Audiのドイツ御三家車はいつもピカピカという印象がありますが、自分は傷も車体の一部として付き合っていきます。
タッチアップは仕上げがポイントだが失敗する
お車の補修の基本は研磨です。研磨パッドに耐水サンドペーパーを巻いて表面を平らにしていくのですが、ボンネットという平らな面にサンドペーパーで研磨をして失敗をしたらリカバリーが困難です。研磨をすると当然艶が落ちますので、艶を出すために再度磨きと工程が複雑・面倒になります。
加えて、YouTubeの動画では簡単にやっているように見えますが、実際、研磨・磨きは簡単ではありません。過去、車を乗り継いでタッチアップは何回もやっていますが、解説動画みたいに出来た事はありません。研磨の過程で多くが失敗に終わっています。
添付画像はリアバンパー研磨ですが、艶が失われ、傷口が広がってしまいました。ここから、研磨して、シリコンオフをして、塗装、磨きと行けば直りそうですが、成功する確証はありません。
そもそも飛び石という3mm以下の小さな傷に対して、そこまで時間をかける必要もないと考えています。飛び石は走行していればついてしまう傷ですので、気軽にタッチアップしてタイムリーに直せるほうが大事です。
タッチアップはファインラインペン 極細 0.5mm を使用
ブラックサファイヤという色なので飛び石で下地の白がみえると目立ちます。傷は気になるのは7か所ありますが、どれも3mm以下でタッチアップで塗料を落とせば錆を防止できそうです。
タッチアップペンというぐらいなので筆ペンがついていますが、筆ペンでは3mm以下の傷を上手く補修できません。0.5mmという極細でタッチアップ出来るファインラインペンが必須です。アマゾンで売っている安価な模倣品で十分です。(本家は2,800円)
- タッチアップペン(BMW475ブラックサファイヤ・670円)
- ラッカー薄め液(アップペン400ml・570円・)
- ファインラインペン(Amazon・840円)
塗料を2-3滴いれて、トントンと軽く叩きながら塗料を出すだけで簡単にタッチアップできます。これは買って損はありません。今まで爪楊枝でやっていましたが、比較にならないほど簡単です。
車の補修用品はバラバラにならないようプラスチックのカゴにまとめてあります。水に濡れても気にならず便利です。
タッチアップで終了させる。余計な事はしない。
ここから、プロやDIYになれている人であれば、タッチアップして塗料が盛れた箇所を削って平らにして、磨きを入れます。ただ素人にはここが失敗ポイントです。折角綺麗に塗装してある面を削るのは怖い。削ったら戻せません。
プロが簡単にやっているように見えますが、毎日お仕事でやっている人、DIYに慣れた人の領域です。素人はこの状態で終了します。タッチアップ後、2日ですが、遠目ではタッチアップ箇所はわかりません、