形あるものは傷がつくと割りきる
長年乗っていたミラアビィから、私にとっては、身の丈をはるかに超えた車・初代X4を50歳の自分へのご褒美として購入しました。
ミラアビィの時には多少傷がついても、車は足という考えなので、気にならなかったのですが、BMW X4になってから気になるようになってしまいました。ただ形あるものは傷がついて当然ですし、少しの傷がついた度に直す予算はありません。
日本には「金継ぎ」という割れた陶器の傷を隠すのではなく、あえて金で傷を見せる事で、陶器にあらたな魅力を吹き込むという素敵な考え方があります。欧米の傷を消す修復法とは異なる発想です。(ギャラリーフェイクから学びました)
まだ修理途中ですが、濃いグレーのバンパーにアルミ風のコーキングをしてみました。バンパーがへこんでいたので、コーキングで埋めました。今後表面を整え金継ぎ風を目指します。凹み傷なので一回では直せません。何回かにわけてコーキングをしていきます。
Mercedes-Benz・BMW・Audiのドイツ御三家車はいつもピカピカという印象がありますが、自分は傷も車体の一部として付き合っていきます。
納車前のホイール傷▶3か所
右後ろホイール①→表面の塗装が剥げアルミがむきだし
右後ろホイール②→ガリ傷をパテをせず塗装のみで補修(長さ15cm)
右前ホイール③→ガリ傷をパテをせず塗装のみで補修(長さ10cm)
傷跡は塗装されていますが、下地の処理もなく、素人の自分がみても、まずがやすりで表面を平らにするでしょという感じです。改めてみるとピレリのタイヤがかっこいいです。
納車後2か月のホイール傷▶目立つのは7か所(4か所自損)
納車時のホイールの傷は、右前ホイール1か所・右後ろホイール2ヵ所の合計3か所でした
①右前ホイール(自損)→3cm程度のガリ傷(下地までは行っていない)
②右前ホイール(納車前)→ガリ傷をパテをせず塗装のみで補修(長さ10cm)
③右後ホイール(自損)→1cm程度のガリ傷(下地までダメージ)
④右後ホイール(納車前)→表面の塗装が剥げアルミがむきだし・3cm程度
⑤右後ホイール(納車前)→ガリ傷をパテをせず塗装のみで補修(長さ15cm)
⑥左前ホイール(自損)→15cm程度の広範囲のガリ傷(下地が見えている)
⑦左後ホイール(自損)→10cm程度の広範囲のガリ傷
今後の修理予定
なぜホイールはこんなに傷つきのでしょうか。新車で買っていたら素人DIYはしないと思いますが、過去新車は買ったことがなく、今までも素人DIYを楽しんでいます。アルミホイールの傷が7ヶ所になってしまいましたので、全部今後紙やすりで削っていきます。
アルミホイール修理のスタンダードはヤスリ掛け・パテ盛り・塗装・磨きですが、ヤスリ掛けのみでどんな感じになるのか試してみます。
1.ホイールガリ傷をヤスリで削り表面をなだらかにする
2.シリコンオフで脱脂後、ホイール用のパテ付け&磨き
3.BMWブラックサファイヤ475番で塗装
4.塗装面の磨きで仕上げ